生命保険にはどのような種類がありますか?
一般的に難しいと思われている「生命保険」ですが、分類するとおおむね次の3つに集約されます。
定期保険:
保険期間中に死亡・高度障害の場合に保険金が支払われます。
満期保険金は無く、また、保険期間満了と共に保障は無くなりますが、その分保険料が低廉なので、大型の保障を確保する場合などに利用します。
一般に「掛け捨て型保険」と呼ばれていますが、保険期間によっては途中で解約したときに解約返戻金が支払われる場合もあります。
養老保険:
保険期間中に死亡・高度障害の場合に保険金が支払われます。
また、満期まで生存した場合には「満期保険金」が支払われます。(つまり「万一」「無事」いずれのケースでも保険金を受け取れる)。
途中解約されても相当の解約返戻金が受け取れる典型的な「貯蓄型保険」です。
終身保険:
死亡・高度障害の場合に保険金が支払われます。
満期が無く、保障が一生涯継続します。
保険料は一生涯払い込む(終身払)ことも出来ますが、収入のある55~65歳までに払込を済ませるプランの方が多いようです。
途中で解約しても相当の解約返戻金が受け取れるので、「貯蓄型保険」に分類されます。
実際に生命保険に加入される時には、これらの保険(主契約)に、各種特約を付加して「主契約+数種類の特約」で構成された「プラン」で説明を受ける機会の方が多いかもしれません。